バッハの歌詞について 小島芙美子 東京藝術大学論文

バッハの歌詞について 小島芙美子 東京藝術大学論文

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バッハの歌詞作者 論文より  

 

バッハの歌詞作者 

                                 

小島芙美子 東京藝術大学 古楽研究科(バロック声楽)博士論文     J.S.バッハの

カンタータBWV51とBWV199における   技工的・劇的表現を巡って ー当時の女

性ソプラノ歌手の活躍の観点からー抜粋

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ソロ・カンタータ ソプラノ. ソロ5曲 BWV199,52,82,84,51

199は、ワイマール、ケーテン,ライプツィヒで計4回再演された。

BWV82は1727年来6回の再演が行われている。

ソロ・カンタータ・アルト 5曲 BWV35 54 82 169 170

ソロ・カンタータ・テノール 1曲のみ BWV55

ソロ・カンタータ・バス BWV56 82

ワイマール時代(1708-1717) 毎週のカンタータ作成は, 福音書と使徒書簡の聖句

に添った台本を手元に準備することから始めた。

歌詞作者が確認できるのは

BWV199 Gottesfaliges Kirchen-opffer  (1717)

BWV84の歌詞はピカンダー Christian Friedrich HenriciPicander (1700-1764)

「1年分の日曜・祝日のためのカンタータ集」上記BWV199,52,84,51は、

16世紀、17世紀に作られたコラール歌詞が含まれている。 (1728)

レームスの詩 10曲 BWV13,16,32,35,54,110,151,170,199,57 。

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※約200曲のカンタータを理解しようとする時、各日曜日に割り当てられた聖

句が表している、クリスマスの喜び、イエスの十字架によって想起される人の罪

と苦悩、復活の喜びと新生の希望など教会暦による区分が基本になっている。

 さらに、トマス教会での27年間礼拝説教の前・後に割り当てられた20~30分の

時間内で、歌詞の繰り返し、またフーガや、ダ・カーポによる時間の調整法はバ

ッハの音楽上の発展、作曲上の転機となったと言える。

わたしのささやかなカンタータ和訳による再現は、ただ日本語に転記するのでは

なく、教会暦に区分された聖書のことばの再現であり、バッハのカンタータで

は、歌詞作者とのコラボ、事情によってはトマスコアの合唱がなく、

ソプラノ、アルト、テノール、バスが合唱に変わるソロを歌っている.

というように、

ブログではできる限り区分して表現しようと思っています。

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