チャペルアワー

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     211  4月21日           チャペルアワー

 


愛は家族を変えるか

マルコよる福音書 15章18~20

 

イエスは言われた。・・「自分の家に帰りなさい。

そして身内の人に 、 主があなたを憐れみ、

あなたにしてくださったことをことごとく知らせなさい。」

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 ゲラサ人レギオン。彼はイエスに出会い病を癒していただいたので,弟子になって、イエスに従いたい、お供をしたいと願った。しかし、イエスはお許しにならず、あなたの家に帰って、身内の人に、主がなさったことを伝えるように命じた。
今日の言葉はレギオンがイエスに癒されて、正気を取り戻した話です。

 

一,墓場をすみかにしたレギオンを、村人は繋ぎ止めることも、静かにさせることも出来なかった。
彼はただ鎖を引きちぎり,昼も夜も叫び続けて、自分を石で打ち叩いていた。
イエスに願ったのは、取り憑いて離れない「汚れた霊」を二千匹ほどの豚の群れに乗り移らせてくださいという願いでした。イエスが霊を払ったので、霊はゲラサ地方で飼育されていた豚に乗り移り、崖を降って海にという大変なことになって,彼は正気に戻り、座っていたという。
彼は弟子になってお供をしたいと願ったのです。そうして問題が解決すると、イエスは思われなかった。「家に帰りなさい」。「主がどんなに「あわれんで」くださったかを知らせてなさい。」。
問題に深さを感じて、この悩みを背負って、悪霊を払う。そのような関係が生まれるところで神の憐れみが働いて、レギオンま正気を取り戻したと言えます。
けれども,それだけでは50点です。家族が生まれ変わって居場所になってこそ完全な回復と言えるでしょう。そうでなければ、彼はまたレギオンに戻るかもしれないのです。「主があわれんで」くださって、家族が憐れみに結ばれて回復する。イエスが目指しているところがここに見えてきます。

 

 レギオンの話を読むと思い出すのですが,神学部の寮で生活していた頃,夕食後に裏山の麓を誰か誘って散歩を楽しんでいました。その散歩道に夕方になると、独り言を大声で叫び回って,徘徊している老人がいました。山の中に寝る場所を作っていたようです。恨みつらみを「お前ら、わかっとるか」みたいな調子で叫んでいるのです。戦後20年が経って混乱状態はおさまっていない。人生が一転し、元に戻れない人も,このようにして暮らしている、この孤独をどう生きられるのか。このようなホームレス問題に触れたような気がいたしました。

 

二、家庭喪失 ホーム・レス
何も知らないで,余裕もないまま高校まで18年を過ごして、この時代と社会に触れた第一歩だったように思います。また,文学の授業で、文学部から神学部に出講していた先生が,最初の授業で「君たち、部落の女性,または男性と結婚する気持ちもっいるか?」みたいなことを言うので、いきなり、そんな質問に抵抗を覚えましたが、
一年生の夏休みに、部落問題研究会のサークルが計画した,大阪生野区の被差別部落の公民館で子供たちの学習会に参加しました。
もっと,社会の問題を知ろうと思いました。
二年から四年まで筑豊の子供を守る会で筑豊の頴田郡小峠地区で3年間、夏と正月に子ども会活動に参加して、閉山で職をなくした人たちの悲惨を、子供たちと交流の中から,子供の視点で見ると言うことをしました。
卒業後、春日市の教会で31年の間、カネミ油症被害者支援に関わり,その後、福岡ホームレス炊き出し支援に参加しました。その頃の仲間とは今もつながっていて時々会っています。

 

三、家族回復
「 その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごと くデカポリス地方に言い広め始めた。人々は皆驚いた」。
愛は家族を変えるか。世の嵐の中でイエスが見た眼差しは、レギオンの心をとらえ、汚れた霊を追い出して,彼を家族のもとに返し、社会と家族からの分断を統合したと言えます。
愛は家族を変えたのです。

 

 

□さて,少なくなっていく子どもを支援する「こども家庭庁」はとても怪しく見えます。働く母親と子どももを分断して、階級づけるのは,子供のためにも母親のためではなく,目的が違う保険料から吸い取った資金を当てるためで、趣旨が間違っているだけではなく、政府が無傷で,国民を傷つける構造になっているところに、支持率が上がらないで,低下しつづける問題の根となっています。
政策を一人で決めないで,当事者を含めた議論を重ねる作業をして欲しいものです。

 

 

今日の祈り
恵み深い天の神 天候が安定しない春の季節にあって、新学期が始まり、新一年生の通学する弾んだような声を楽しんでいます。東京15区の補欠選挙、日本の将来を占うと言われています。区民の良識が、時代をまっとうなものに変えていく。この期待を 主イエスキリストのみなによつて祈ります。アーメン

 

 

文字読み上げソフトCevio(チェビオ)

「今日のことば」の中で、音声読みあげソフトを使っています。    バッハの曲を和訳で合唱させるのに買ったもので、          新しいaiも出てますが,それは合唱はなく単声(ソロ)だけで、      そこから進化していません。と言うことで,読み上げを使っています。

これがなかなかは代物で、直しても治ってくれないことがあり     「愛情一杯」を「愛情いちさかずき」と読んでくれて、        意固地になって直してもなおらなかったりします。

こんな格闘もしています。間違ったり,変なとこは          聞かなかったことにしてください。そのうち良くなると思います。


 

 


季節のカンタータ

 

はやく走れ 復活祭オラトリオ BWV249

1725年復活祭三日前に十字架に死に、遺体を納めたお墓に、イエスがいないと言う知らせを聞いて、確かめに行くメランコリックアダージョで、その時の気分を、あらわしている。第3曲合唱、「はやく走れ、イエスを納めたお墓に・・・」と歌い始め、それに女声ソプラノとアルトが加わって4声合唱になる。夜明けの明るみのに包まれて、2人の弟子が着き、先に来ていた女たちに合流する。

JSバッハ  マタイ受難曲  68曲
第一部 1-30

01.合唱  1

02.イエスを殺す計画 2-4b

03.ベタニヤで香油を注がれる 4c-8

04.最期の晩餐 9-13

05.オリブ山にて 14-17

06.ゲッセマネの祈り 18-25

07.捕縛 26-29

08.アリア 合唱 30

第二部 31-68

09.大祭司の審問 31-37

10. ペトロの否認 38-40

11. ユダの最期 41-43a

12. 訊問 43b-50d

13. 判決 50e-54

14. 十字架 55-60

15. イエスの死 61-65

16.埋葬と哀悼 66-68