ディアコニー
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ドイツのキリスト教(プロテスタント)社会福祉の歴史をイエスにさかのぼって、論じている。著者エーリッヒ・バイロイターは東ドイツのエアランゲン・ニュルンベルク大学、教会史の教授で、ツィンツエンドルフィンなどの敬虔主義、信仰覚醒運動の系譜を研究してきた。個人の信条を第一とする「敬虔」を社会福祉の動機とする観点を意識して読むと、なおわかりやすく読めます。
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第 3 版の序 ⅲ
A . 古代のキリスト教ディアコニー
1.古代教会のディアコニー奉仕
使徒時代と使徒後の時代 2
2.2世紀と3世紀の初期カトリック教会 3
3.4世紀の帝国教会 6
4.5世紀の民族移動の嵐の中の教会 9
B . 中世のキリスト教ディアコニー 11
1.ゲルマンの領邦教会の国土でのディアコニー活動 11
2.中世盛期の修道院ディアコニーと信徒のディアコニー 13
3.中世末期の都市のディアコニー 15
4.中世末期のディアコニーの情景 16
C . ドイツ宗教改革のディアコニー 17
1.ルター派 17
2.改革された世界、ツヴィングリ-ヴッツアー – カルヴィン –
エムデンの難民共同体 – オランダ教会ディアコニー 21
シュペーナー – アウグスト・ヘルマン・フランケ –
ツィンツェンドルフ – 啓蒙主義社会の慈善事業 24
1.30 年戦争 – 著しい身分格差の起こり – 信心が与えた衝撃 24
2.敬虔主義の父、シュペーナー – シュペーナーの社会批判と
社会福祉政策 – 公共の貧民援助の復活 – ベルリンの救貧院 26
3.アウグスト・ヘルマン・フランケ –
キリスト教施設ディアコニーの新時代 – ハレの孤児院
– 信仰の業 – 模範的な衛生学 – 寄付する喜び 28
4.伝道的 , 教育的 , 社会福祉の目標をもつディアコニーの出発 –
信仰教育 – ハレの教育は世界教会との関係を結ぶ 31
5.公共生活と社会生活の改造を目指す
覚醒したキリスト教徒による宗教改革の全体 34
6.ツィンツェンドルフと兄弟団 – ディアコニー
活動をする教会のモデル – 宣教奉仕 – 共同体にふさわしいこと
– 兄弟団 38
7.ベツレヘム – アメリカにおける「共産主義的」
ヘルンフートの開拓地 – 自発的精神と喜び 41
8.物乞い – 飢饉 -18 世紀末の伝染病 –
啓蒙主義社会の人道的な慈善
活動 – 新たな衰退 – 永続的な功績 43
1.ディアコニーと 19 世紀の内国伝道の母体としての信仰
覚醒運動 – ドイツ・キリスト教協会 -J.A. ウルルシュペルガー
シュタインコップとヨーロッパ聖書協会の創立 47
2.聖書的現実主義 – オベリン – 幼稚園の父 -「キリスト教産業」
Ph.M. ハーン -G.A. ヴェルナー 48
3.南ドイツ救護施設運動 – ボイゲンの独房 –
貧民学校教師の施設 – キリスト教教育 51
4.ワイマールの J.D. ファルク – ラインラントのアーダルベルト・
フォン・デア・レッケ・フォルマルシュタイン伯爵 54
5.結び – 青年への奉仕 – 幼稚園活動 –
家事と教育事業 – キリスト教教育思想 56
テーオドア・フリードナーとヴィルヘルム・レーエ 57
1.前提 女性がもっている信心の発見ー協力の準備 –
協会の形での活動の可能性 57
2.女性の先駆者 – エリザス・フライ – アマリエ・ジーべキング 58
3.女性ディアコニーの先駆者、 59
カイザースヴェルトのテーオドーア・フリードナー ,
教会共同体をめぐる彼女たちの戦い
オランダとイギリスの大きな予備学校
4.フリードナーの故郷での最初の事業:釈放女囚救護所 –
編物学校 – 幼稚園 – 福音主義保母養成学校 – 最初のディアコニッセ
による病人看護の暗い時代の清算 62
5.母の家ディアコニーの創設 – フリーデリケ・フリードナー、
ディアコニッセの最初の責任者 – 根本的批判 –
フリーデリケ・フリードナーの帰天 64
6.信頼できる基礎の拡張 – カロリン・フリードナー
- 教師と子どものディアコニー – 教会に対する立場 68
7.ディアコニッセの家 – カイザースヴェルトと並ぶ特徴 – フローレンス
・ナィティンゲールとイギリス – ベルリン王家の施設 71
8.フリードナーの東洋ディアコニー – 第1回カイザースヴェルト
の母の家の総会 – フリードナーの帰天 73
9.ノィエンデッテルスアウのヴィルヘルム・レーエ、ルター教会
ディアコニッセの父 – 恒常的でない一時的な母の家 75
10. シュヴェスター第2世代 – 戦争出動 – 新しい刺激 –
フリードリヒ・フォン・ボーデルシュヴィンク –
エヴァ・フォン・ティレ・ヴィンクラー 79
11. 世紀の変わり目 – 危機の時代 – 自由シュヴェスター –
福祉事業女学生 – ディアコニー協会 82
12. 共同体ディアコニー – 自由教会ディアコニー – 宣教的な新しい調整 –
ヘルマン・ベッツェル – 被造物の損傷 – テーオドーア・ツェクラー
とスタニスラウの施設 85
13. 回顧と展望 89
1.ヨーハン・ヒンリッヒ・ヴィヘルンの永続的な意味 90
2.ヨーハン・ヒンリッヒ・ヴィヘルン、1833 年の
ラウエスハウス創設に至るまでの発展 91
3.1833 年ハンブルクでのラウエスハウス創設とその始めの歴史 95
4.1848 年以前 , ハンブルクからのヴィヘルンの進撃と活動の拡張 100
5.ヴィヘルンと同時代の人たちの革命前の不安 106
6.1848 年の革命の年とヴィッテンベルク教会大会 110
7.ヨーロッパにおける幻が問題なのか?
ヴィヘルンによるヴィッテンベルク教会大会の誤った分析 114
8.社会問題解決のためのヴィヘルンの3重の道:国の広範な社会福祉課題
同胞の隣人救助 – 困窮者の自助 – 社会問題と福音伝道 117
9.1849 年からのヴィヘルンの指揮下の内国伝道中央委員会活動 120
10.教会ディアコニーのヴィヘルンプランとその運命 124
11.ヴィヘルンのプロイセン官職加入 – 挫折した監獄改革 –
中央委員会大会での社会問題 – ヴィヘルンの病気と死 128
12.ヴィヘルンの遺産 132
ディアコニーと内国伝道 134
1.ビスマルク時代、ヴィヘルン辞任後の中央委員会 – 規則改正 –
社会主義者鎮圧法と社会改革 – 福音伝道運動 – 移民の困窮 134
2.フリードリヒ・フォン・ボーデルシュヴィンク(1831-1910)
てんかん病患者と貧困放浪者の父 – 政策の道 – 労働者住宅 151
3.アドルフ・シュテッカーと反教会的ベルリンをめぐる闘い –
宮廷説教師 – 自由国民教会のために – ベルリン都市伝道 –
皇帝の不興 – ボーデルシュヴィンクとの変わらない友情 164
4.キリスト教社会福祉をめぐる人たちの輪 – 世紀の変わり目 –
福音主義社会福祉協議会 – 福音主義労働運動
フリードリヒ・ナウマン – カトリックの社会福祉教説 187
5.第1次世界大戦にいたるまでの内国伝道の発展
福祉活動-単独事業 – ドイツディアコニー制度の歴史と意味
社会福祉学校と福音主義女性救援 – 公共福祉 195
(1914-1945)
1.第 1 次世界大戦中の内国伝道 205
2.ワイマール共和国時代(1918-1933)- 福祉国家の福祉業務
- 議会 – 国民伝道 – デバハイムの破産と教会の救援 207
3.1933 年と 1945 年の闘争の時代 – 内国伝道の計画的な排除 –
成長する抵抗運動 – 教会の譲れない事業としての内国伝道 –
「安楽死」組織 – 崩壊に至るまでの沈黙の奉仕 216
1.ばらばらになった世界 – 内国伝道の妨げられない活動 –
ボランティアの協力 – 最初に集まった男女 224
2.再建の時代 – 希望のシグナル – 鉄道伝道と都市伝道 –
教会共同体の訴え 232
3.内国伝道中央委員会の活動再開 – 社会福祉前衛連盟共同事業体 –
管理委員会規則第 22 号に反対する抵抗 237
1.ドイツ崩壊前史 – 抵抗運動と救援事業 – ハンス・シェーン
フェルト – オイゲン・ゲルステンマィアー 240
2.「ドイツ福音主義教会救援事業」の創設 – 最初の
協力者、男性社会 – 組織再建 -「ヴィヘルン2世」- 西と東 244
3.30 ケ国からの世界教会救援 – 世界教会協議会 –10diakonie
教会再建 – 多くの救援成果 248
4.経済の奇跡とディアコニー – エスペルカンプ – ゲルステン
マイアーの救援事業からの離脱 – ドイツの教会による最初の世界教会
援助 – 東ドイツにおける内国伝道を評価する – 社会の変化 254
1.2つの大きな慈善事業の共同 – 内国伝道と救援事業の合併 –
テーオドーア・ショーバー – シュトゥットガルト・ディアコ
ニー事業団専門分野 – 伝道の広がり 264
2.ディアコニー職員 統計上の事か? – 大企業としての
ディアコニー組織 – 神学と教会の衰弱 268
3.幻想ぬきのディアコニー – ディアコニーの自由な領域 – 成長
していく社会福祉業務 – 世俗領域のなかでの自助の発見 – 重点計画 272
4.世界教会ディアコニーの兆しの中で – ドイツのための世界教会援助の
完結 -「世界の人にパンを」行動 – 災害救援 – 教会の奉仕の展開 –
海外奉仕 – 世界教会の協力 277
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ドイツのキリスト教(プロテスタント)社会福祉の歴史をイエスにさかのぼって、論じている。著者エーリッヒ・バイロイターは東ドイツのエアランゲン・ニュルンベルク大学、教会史の教授で、ツィンツエンドルフィンなどの敬虔主義、信仰覚醒運動の系譜を研究してきた。個人の信条を第一とする「敬虔」を社会福祉の動機とする観点を意識して読むと、なおわかりやすく読めます。