マニフィカト(受胎告知) BWV243
イエスの生まれを告げた天使と、マリアの驚きの会話。12曲 ルカ福音書1章により、受胎告知から始まった経験が神への賛歌となっていく過程を表している。人は自分の人生を、マリアの経験を通して見渡し、感謝へと導かれる。これをバッハはきらめく音楽にして聞かせている。歌詞のラテン語は、次のロ短調ミサ曲と二曲だけです。オムニス オムニス ゲネラチオーネス(代々の人々も) 10回*4パート=40回 繰り返される。それはちょっと、大変、とおもった。そこで日本語で「代々の人々も」を40回繰り返すのも。あんまりだなぁともおもい、日本語で「よよ(代々)のひとびとも」と入れて、オムネスと交互にしたら、意味が通じて、いいかなぁと思うようになり、そうしてみました
マタイ受難曲 BWV244 BWV244 第一部 1-29 BWV244 第二部 39-68
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17270411
トマス教会
マタイ26,27章
オーボエ・ダカツチヤーバスクラリネットを使用している |
第一部1〜29曲 福音書記者マタイはイエスの受難の物語を、ベタニヤ村で一人の女が高価な香油をイエスの頭に注いで、別れの意をあらわした一件から始め、最後の晩餐をすませて、ゲッセマネの園で苦しみ祈るイエスを歌います。
01.合唱 1 02.イエスを殺す計画 2-4b 03.ベタニヤで香油を注がれる 4c-8
04.最期の晩餐 9-13 05.オリブ山にて 14-17 06.ゲッセマネの祈り 18-25
07.捕縛 26-29
合唱隊は二手に分かれ、主合唱は会堂の二階に設置されている大オルガンに合わせ、同じく二階に設置されている小オルガンは副合唱のエコー(こだま)を歌い、あるいは対話形式をなし、ステレオ効果を発揮して、物語をリアルなものにしています。物語は当時のトマス教会の会衆を「娘たち」とみなし「来れ娘たちよ」共にー十字架上で苦しむイエスを思いー嘆け、見よー誰を、花婿を。何をー犠牲の小羊なるイエスの、忍耐を。・・・と歌う。
第ニ部 祭司長たちが立件するための審問を行い、総督ピラトの訊問、死刑の判決、十字架の死、埋葬と哀悼(30~64曲)
08.アリア 合唱 30 09.大祭司の審問 31-37 10. ペトロの否認 38-40
11. ユダの最期 41-43a 12. 訊問 43b-50d 13. 判決 50e-54
14. 十字架 55-60 15. イエスの死 61-65 16.埋葬と哀悼 66-68
BWV245 ヨハネ受難曲 BWV245 全40曲
イエスの十字架を物語るヨハネ福音書18,19章を、17曲の朗唱に導かれて進行する。アリア10曲、コラール11曲、合唱は第1曲と終曲による。朗唱の中の群衆の言葉など短い合唱が多数挿入されている。毎年やってくるイエスの受難を覚えるためにバッハは4つの福音書による4つの受難曲を作った。現在そのなかの2曲、マタイとヨハネの受難曲が残っている。
クリスマスオラトリオ BWV248
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1723年クリスマス
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歌詞解説
1723年クリスマス期の1月6日まで六つの礼拝で演奏された。イエス様の誕生物語を 全64曲、誕生から東の博士たちのお祝いまで、6つの礼拝で演奏した。登場人物:父ヨセフ、母マリア、天使、羊飼いと羊。東の博士たちとは、450年前に国敗れて捕虜となって連れて行かれた子孫たちで、気象衛星の学者になった人たちでした。40年に一度現れるハレー彗星の日にすごい人が生まれるという預言を確かめるためにはるばる旅をし、たどり着いた。黄金、乳香、没薬の超高級な贈り物をささげた話など。幼児イエスの誕生によって始まるイエス伝の音楽。
はやく走れ 復活祭オラトリオ BWV249
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1725年 |
1725年復活祭三日前に十字架に死に、遺体を納めたお墓に、イエスがいないと言う知らせを聞いて、確かめに行くメランコリックアダージョで、その時の気分を、あらわしている。第3曲合唱、「はやく走れ、イエスを納めたお墓に」追いかけるフーガ形式の合唱。「はやく走れ、イエスを納めたお墓に・・・」と歌い始め、それに女声ソプラノとアルトが加わって4声合唱になる。夜明けの明るみのに包まれて、2人の弟子が着き、先に来ていた女たちに合流する場面です。
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