夏の思い出

夏の思い出

夏の思い出

静岡の聖隷クリストファー高校の校歌、讃美歌393が話題になった。
爽やかなメロディが甲子園球場に流れて、好感を持って受け入れられたようだ。
それも、校歌がなくて代用にしていたものが校歌になってという感じだ。
思えば、聖隷クリストファー大学で日本社会福祉学会に参加したことを思い出した。
その帰りに静岡市に海野善夫さんを訪ねて、奥さんにあい、
海野さんは亡くなられて、いないことを知って、がっかりしたが、
記憶は海野さんとの出会いに遡って、私を導いてくれる。
神学部の入学試験2月1日の大雪の日に、宿屋の受験生の中に海野さんがいて
私らより12才年上の海野さんは、一つの火鉢を囲んだ受験生の中で、一人、
紐で通した単語カードをめくって懸命だった。
入学して成全寮に入り、学期が始まった。
残念なことに、海野さんは体調を崩し、一年を過ぎて、神学部を断念し静岡に戻られた。
その数年後、
海野家具店に海野さんを訪ねたことも思い出した。
海野さんの先導で大井川鉄道をのぼり、ダム湖の工事宿舎跡に泊まり、山歩きをした。
そのうち道がわからなくなり、背の高さほどの灌木地帯の迷路をさまよって、
夕刻暗くなって、やっとのことで道に出た。
道なき道をひたすら歩く、あの時の先が見えない気持ち今もあまり変わってはいない。
海野さんを呼び覚ましてくれた、夏の思い出に乾杯、

ヤフーニュース

 

讃美歌393 は下記クリックより

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